こんにちは!オフィス 花の小庵です
あなたは、お店や仕事上でどのような問題や課題に直面していますか?
これら問題や課題を解決するには、ただやみくもに考えても難しいことが多いと思います
解決する方法にはいろいろあり、問題や課題によって使い分けたり、併用したりします
ここで、そのひとつを紹介します
それがPDCAです
PDCAとは?
PDCAとは、Plan、Do、Check、Actionの4つの頭文字をとった問題解決の手法です
それぞれの意味は以下です
- Plan:問題や課題を明確にして、それに対する改善方法を計画する
- Do:計画した改善方法を実施する
- Check:実施した改善方法の結果を確認する
- Action:確認の結果を踏まえ、やるべきことを決める
1.Plan ⇒ 2.Do ⇒ 3.Check ⇒ 4.Action ⇒ 1.Plan ⇒ 2.Do・・・
と、このサイクルを繰り返すことで問題や課題が解決していく
これがPDCAという問題解決の方法です
PDCAの具体的な実践方法
では、もう少し具体的にお話します
Plan:問題や課題を明確にして、それに対する改善方法を計画する
まずは、問題や課題を明確にします
問題とは、本来あるべき姿に対して、現状足りていない状態、そのギャップです
例えば、
- 整理整頓をすべきなのにできていない
- 計画通りに作業がすすんでいない
- 人手が足りない
などが問題となります
課題とは、現状に対して、思い描いている理想の状態、そのギャップです
例えば、
- 計画より早く作業を終わらせたい
- いまより少ない人手で足りるようにしたい
- お店の売り上げを増やしたい
などが課題になります
そしてこれら問題や課題を明確にします
そのときなるべく具体的にします(上記例は具体的とは言えません)
5W1Hで考えると、具体的かつ明確になります
- Who:だれが
- When:いつ
- Where:どこで
- What:なにを
- Why:なぜ
- How:どのように
また、数字で語れるものは、なるべく数値化します
これは後述するCheckのところで、数値化していることで、結果の判定が明確にできるようになります
このようにして、解決したい問題や課題をはっきりとさせます
そしてはっきりとした問題や課題を解決する方法を考えます
この考え方にも、いくつかあるのですが、それは今後ブログしていきます
いくつか案が出たとして、その中から、解決の可能性の高いもの、実施しやすいもの、を選びます
そしてその実施方法を、やはり5W1Hや数値を使って具体的な計画(Plan)にします
Do:計画した改善方法を実施する
計画が具体的であればあるほど、実施はやりやすくなります
ここでは、その計画に沿って実施あるのみ
Check:実施した改善方法の結果を確認する
さあ、ここが肝心です
実施した結果を確認(判定)しましょう
うまくできた、よかった、楽しかった、改善したようだ
では不十分で、PDCAサイクルを回すことはできません
思い出してください、具体的かつ数値化した現状の問題や課題を
そして、それが計画を実施した結果、どうなったか
具体的にしたこと、数値化したこと、これらを結果と比較します
さあ、問題や課題のギャップはどうなりましたか?
具体的に確認(判定)してください
Action:確認の結果を踏まえ、やるべきことを決める
結果はどうでしたか?
うまくいくこともあれば、うまくいかないこともあります
うまくいかなくても、前向きに考えましょう
うまくいった場合
- これをどうやって継続していくか、考えてみる
- もっと良い方法はなかったか、考えてみる
- 新たな問題や課題がないか、考えてみる
と、今後やっていくことを決めます
うまくいかなかった場合
- なぜうまくいかなかったのか、原因を考えてみる
- 別の方法はなかったか、他の案を考えてみる
と、問題や課題の解決に向けて、見直しをします
そして、そのActionをもとに、Planへ戻ります
新しい問題や課題となる場合もあれば、現状のままの場合もあります
大切なのは、このサイクルを回し、継続していくことです
それによって、少しずつでも、問題や課題のギャップは埋まっていきます
オフィス 花のお客様は、身近な個人経営の方です
工場などでは当たり前のように実践されているPDCAの考え方は、どんなところでも活用できる考えです
もちろんあなたの仕事にもです
私たちでよければ、ぜひお手伝いさせてください
2019年2月
小庵 !(^^)!