こんにちは!オフィス 花の小庵です
5Sについての話を綴っています
続いては、「清潔」です
「清潔」
5Sの4つめのSは「清潔」です
「整理」「整頓」「清掃」の3つのSを継続していくこと、3つのSの状態を維持することです
一度重い腰を上げて、がんばって、3Sを実施したとして、それを継続し、維持していかなければ、いずれ元の状態に戻ってしまいます
もしかしたら、3Sは頑張りすぎないほうが良いかもしれません
コツコツと少しずつやって、その延長線上に、4つめのSがあるかと
維持するための工夫
整理整頓された状態を維持するためにできることをいくつか紹介します
置き場所を固定する
ものの置き場所を固定し、そこには他のものを置かない、とすれば、そのものが使われているか、片づけられているか、一目でわかります
最後にそこにものがあることを確認して、「本日の業務は終了」としましょう
置き場所に、線を引いたり、名前のラベルを貼ったりすると、よりわかりやすくなります
線を一本引くだけで、人の意識は格段に変わります
例えば、ゴミ箱を置く位置を線で囲います
ゴミ箱が線からはみ出していると、直したくなりませんか?
名前のラベルは、それを貼ることで、あなた以外の人でもわかるようになります
整理整頓したときに、その状態の写真を撮っておく
写真と、その現状を見比べれば、どこに問題があり、どうすべきか、わかりやすくなります
その場所に写真を掲示しておけば、より意識も高まります
清掃したあとは気持ちいい、ということはだれでも感じることかと思います
ですが、やっぱり大変ですよね
清掃を維持するためには、こんな工夫はどうでしょうか?
清掃道具にこだわる
やはり簡単に清掃できる、というのは維持するためのひとつの工夫です
使いにくい、時間がかかる、などの清掃道具をいつまでも使い続けるのは、苦痛です
思い切って、使いやすく、短い時間でできる道具を探してみましょう
探し回って、ようやくたどり着いた清掃道具にも愛着を持てると思います
清掃道具は見えるところに置く
ついつい清掃道具は納戸、押し入れ、などに入れてしまいがちですが、いつも見えるところに置くことによって、清掃を意識できるようになります
使う前に、ちょっと清掃する
常に清掃されていれば、使うときに汚れていることはあまりないと思いますが、使う前にちょっと清掃することによって、そのもののきれいな状態を確認することができます
そして使い終わったら、確認した状態に戻す(もしくはその状態に近づける)ことが意識できます
維持することは難しい、と思い込まずに、ちょっとした工夫でできるようになる、と考えましょう
オフィス 花のお客様は、身近な個人経営の方です
工場などでは当たり前のように実践されている5Sは、どんなところでも活用できる考えです
もちろんあなたの仕事にもです
ぜひ5Sを実践していただき、その効果を実感してもらいたいと思っています
私たちでよければ、ぜひお手伝いさせてください
2019年2月
小庵 !(^^)!
参考資料
- 「トヨタの片づけ」 ㈱OJTソリューションズ 中経出版